－Special Comments－

【広沢タダシ】
トミショウの声は太くて、それなのに高音が伸びて、立体感がある。その懐の深さが、ロック魂溢れるギターと、更には人柄にも現れていて、そのバランスが僕は大好きです。今まで出会ってなかったことが不思議なくらい。これ、ミックスも素晴らしいし、一生聴けます。

【kainatsu】
2012年の夏、京都のLIVEHOUSEでトミショーさんと始めてご一緒させてもらった。初対面なのに楽屋での恋愛トークがやけにハズんで「グータン」みたいになったのを覚えている。その日のMCで私は悪ノリして「男前だけど中身は乙女です」なんてトミショーさんの事イジッてしまった訳ですが、手元に届いた新曲たちを聴いてる今、心からお詫び申し上げたい気持ちでいっぱいです！！こんなにも熱くて深いメッセージを、こんなに優しい声で歌えるトミショーさんは確実に「漢」デス。（古いですか？） 諦めない事も辞める事も勇気だと歌う、トミショーさんのその先の景色を私達にこれからも見せて下さい。熱くて優しい、言葉と声で。

【ミドリカワ書房】
トミショーの第一印象は「ウザい」でした。初対面だというのにグイグイくる。それがまた低姿勢だから、文句も言いづらい。こちらの目をまっすぐに見て言うんです。「僕は、カレーが好きなんです。」「ああ、そう。」と応えましたけど、内心は「知るかよ！」ですよ。 今回の新作。正直な感想言いましょう。もっと聴きたい！4曲じゃ足りなーい！贅沢かしら。なのでね、ライブですよライブ。ステージのトミショーは別人。全然ウザくない。

【アルケミスト／こんやしょうたろう】
トミショウの歌は暴力的に優しい歌だ。膨大な情報量を持ったキラキラした言葉達が、どどど〜っとものすごい勢いで、しかも一気に心にすとんと入って来るから参る。もう訳もわからないうちに、胸がいっぱいになって、ぱちんっと破裂しちゃうんだよな。小さな僕の胸に鬱屈していたドロドロも全部一緒になってぱちんっと。だからその後、体はすっかり軽くなってしまって、「よし僕も諦めない！」とか本気で思ってしまうんだよ。トミショウ、ちゃんと責任取ってね。

【アルケミスト／井尻慶太】
トミタショウゴ君の新作『Break New Ground』には、僕らの良く知っている真摯で優しい眼差しの彼と、僕らのまだ知らない、更に突き詰めて真摯で更に大きく優しい彼とが同居している。何かを「突破」した人の清々しい孤独が息づいている。奥行きのあるサウンドの真ん中で道標のように立つ歌声。「旅立つ人」を見送るということは、自分も新しい旅路へ踏み出すということなんだね、トミショー。素敵なアルバムをありがとう。

【大柴広己】
「あきらめないってことが、突破口」　なぁ?そうだろ。　友よ。